今年も長崎大学の学生さんが遠矢小学校にやってきて4年生以上の学年に向け、「平和授業」を実施してくださいました。
当日は、公民館講座もかねての実施となり、地域の方も参加してくださいました。
長崎が経験した原子爆弾の被爆をはじめ、そこから原子爆弾の概要や恐ろしさなどについての話をしてくださいました。
原子爆弾が各国で抑止力として持たれていることがあり、そういったことに対し子どもたちに考えてもらう場面もありました。
後半は、「自分がもし当時の科学者だったら」という想定で、議論を重ねました。自分の立場で考え、社会的立場なども考慮する必要があったりと、葛藤する場面がありましたが、子どもたちはしっかり考えグループ内で結論を出していました。
今年は被爆80年という時期でもあり、平和に対する思いは益々高まっています。
併せて、釧路町核廃絶宣言40周年の記念として、遠矢小学校の中庭に「イチョウ」の木を植樹しました。イチョウが育つまでには、まだまだ年月がかかりますが、平和のシンボルとして大きく育ってくれることを期待しています。