今日は、遠矢小学校で30年間取り組んでいる「花咲かじいさんプロジェクト」が行われました。花咲かじいさんプロジェクトは、本校と国土交通省北海道開発局釧路建設部が湿原の植生回復のために継続的に取り組んでいるものです。
3・4時間目には、4年生は、学校の裏山に行って、木に実っている種を採取しました。猛暑の影響もあってか、昨年よりも種が少なかったようですが、2グループに分かれてたくさん集めることができました。自然豊かな学校の裏山に行くことができたのも、楽しい時間だったようです。
5時間目には、3年生が採取された種を育てるための苗づくりを行いました。説明を聞きながら、ていねいに取り組む児童が多くみられました。2年後に植樹することになる苗にたくさんの水をかけて、苗づくりを終えることができました。
釧路湿原を身近に有する本校の特色のある教育活動の一つですが、子ども達が目的や意味をより実感しやすくなるような取組を今後すすめていきたいと考えています。国土交通省北海道開発局釧路開発建設部釧路河川事務所の皆様、湿原パークレンジャーの皆様、東邦コンサルタント(株)の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。